資産形成をするには種銭、つまり資金が必要になります。
とはいえ現状の年収では余裕もないし資産形成には程遠いな、、という方も少なくないのでは。実際わたしも今でこそ世帯で毎月20万の投資をしていますが、数年前までは毎月もそれほど余裕がなくイライラした日々を過ごしていました。
私は何回かの転職を経て年収が上がり心にも余裕がでて投資を続けています。
本記事では、年収の上げ方について概要を解説していきます。
年収の上げ方3つ
大きく3つあります。
- 本業年収を上げる
- 副業年収を上げる
- 不労所得をつくる
本業年収を上げる
最も一般的な、というかほとんどの人は本業年収を上げることで年収を上げます。ただ、本業をいくらがんばっても毎年の昇給には限界があるし、ずっと昇進し続けられるわけではないですよね。
2024年2月現在、社会保険料の負担増加や物価上昇に伴う家計の圧迫などが顕著な一方で、平均年収は上がっていない現状があります。そして我が国の生産年齢人口は減少の一途を辿っているので、今後も社会保険料の負担はますます大きくなることが予想されています。
なので個人的には、将来への備えを今からしておくという意味で、現在勤めている会社が
- 平均年収が高くない(600万円未満)
- 毎年の昇給金額が乏しい
- 斜陽産業である
などの場合、転職をおすすめします。ちなみに私は現在30歳ですが、これまでに3回転職し現年収は700万円強です。
副業年収を上げる
コロナを機に始めた人も多い印象の副業ですが、副業といってもいろんな種類があります。
副業の種類 | 難易度 | 概要 |
---|---|---|
労働系 | 低 | 特別なスキルなし 飲食バイトなど |
ネット系 | 低 | ネットを用いる ポイ活やモニターなど |
スキル系 | 低 | 主にWEB関連 ライターなど |
投資系 | 低〜高 | 株式、債券 不動産、FXなど |
労働系、ネット系、スキル系はいわゆる労働時間切り売り型で、本業以外の時間を使って労働する必要があります。一方で投資系は、株式などの短期売買は労働時間切り売り型に近いですが、株式保有による配当金収入や不動産投資などはどちらかというと不労所得に近いです。
不労所得をつくる
不労所得とは
自分が働かなくても得られる収入(所得)のこと。 株式投資による配当金、不動産投資による家賃収入、動画やウェブサイトによる広告収入など様々ある。
「不労所得」と聞くと【詐欺】【自分には無理】など思うかもしれませんが、種類によります。
たとえば『1ヶ月で収入50万円!』『利回り30%!』など短期的に大きな金額を儲けられますという謳い文句があるような投資は間違いなく詐欺(もしくは大損する可能性が極めて高い)です。これは断言できます。
一方で『株の配当金収入で利回り5%』などはかなり現実的で再現性の高い不労所得になり、日本株や米国株・ETF含め利回り3〜7%ほどを見込める投資は調べればあります。
私は現在、新NISAのつみたて投資枠を活用しつつ高利回りの米国ETFにも投資をしており、年々配当金額が増えている状況です。
資産形成したいけど悩みすぎて色々と手を出してしまった過去の私に向けた『投資初心者が投資する前に知りたい5つのポイント』を別記事で連載しているので、あわせてご覧ください。
『投資初心者(過去の私)が投資する前に知りたかった5つのポイント』
番外編1:証券口座の選び方
番外編2:人口動態と投資先の選定