本記事では、新NISAつみたて投資枠の出口戦略として米国ETFを選んだ背景をお伝えします。
新NISAでは投資の神様に従う
新NISA、やっている人は多いと思います。
私は旧NISAを2019年半ばごろに始めていたのでそのまま何の違和感もなく新NISA(つみたて投資枠のみ)を続けており、投資銘柄は
- S&P500
- 全米株式
の2本立て。なぜ米国インデックスに投資しているかというと、投資の神様ウォーレン・バフェットは自身の妻に次のようなことを言っているから。
私が死んだら、資金の90%をS&P500に投資しなさい
なので、私も助言通りにS&P500をポートフォリオに組み込んでいます。
取り崩しできるのか、という問題
ただし米国インデックスをはじめとした投資信託に積立投資をしていると、いずれぶちあたる問題があると思っています。それは、いつ取り崩しするのか/そもそも取り崩しできるのか、ということ。
新NISAは非課税枠が1800万円なので、つみたて投資枠だけで埋めるなら10万円✖️12ヶ月=120万円を15年積立し続けることになります。
15年ですよ、15年間も毎月コツコツと積立し続けて非課税枠を埋めることができたは良いものの、その後のことって考えられているだろうか。取り崩しはできるだろうか。
もし新NISAつみたて投資枠しか投資対象がない場合、私の性格からすると取り崩しは難しいと思う。
なぜなら怖いから。15年後以降の世界情勢はこれっぽっちもわからないが、ひとつ言えることは【コツコツと15年間も積立し続けたものを売って、取り崩して生活費の足しにしよう】という思考になるとは思えない。
配当金生活の準備をしておく
なので、私は新NISAつみたて投資枠をフルで埋めつつ、将来の精神安定剤として米国ETFへの投資も進めている。
だったら今は新NISAの成長投資枠もつかって、非課税枠が埋まったら米国ETFに一括投資したほうが良いんじゃないの?
おそらく税金の面でいうとそのほうが良いのだが、私はこうも考えた。【せっかく埋めた枠を売って、新しい銘柄に投資するなんてことはできるのか?】と。
なら、米国ETFにも投資しておこうと。投資しておけば米国ETFは自分にとって新しいものではなくなるし、ある程度もっている状態をつくっておけば新NISAつみたて投資枠を売って米国ETFを買い増しするのも心理的なハードルが低い。
そう、私にとって投資のゴールとは配当金生活なのだ。
そのゴールに向かって、自分の性格と投資余力を考えた結果、新NISAと米国ETFという2本柱にたどりついた。
まとめ
- 新NISAはうまく活用する
- 取り崩し生活を避けるために米国ETFも買っている
- 私の投資のゴールは配当金生活