投資は始めてみたいけど、失敗するのがいやだったり色々と悩んだまま一歩が踏み出せない。そんな人も多いと思います。
私も前はそうでした
本記事は、資産形成したいけど悩みすぎて色々と手を出してしまった過去の私に向けた『投資初心者が投資する前に知りたい5つのポイント』、第5回目です。
『投資初心者(過去の私)が投資する前に知りたかった5つのポイント』
- なぜ投資は必要なのか
- どんな投資がある?
- 投資に知識は必要か
- 株式投資は儲かるのか
- 投資をいつから始めるか
番外編1:証券口座の選び方
番外編2:人口動態と投資先の選定
第1回目から順を追って説明していますので、まだ第1回〜第4回を読んでいない場合はそちらもあわせてぜひお読みください。
投資を始めるタイミング
暴落がきたら始めれば良いんじゃないかな?安いところで買える!
暴落を待っていたらいつまで経っても始められないよ。。投資を始めるタイミングは早ければ早いほうが良いです
早ければ早いほど良い理由
資産運用における3つの要素として、期間、金利、金額があリます。それぞれ具体的には下記の意味です。
- 期間:投資期間、運用年数のこと
- 金利:利回りのこと。お金を預けたらいくらの利子をもらえるか
- 金額:投資金額のこと
まとまった金額をつくるには「長い運用年数」「高い利回り」「多くの投資金額」のいずれかが必要です。ではここで、【126の法則】を用いて毎月一定額を投資した場合のシミュレーションをしてみましょう。
126の法則
投資信託などで積立投資をした場合に「どのぐらいの運用利回りで何年間運用を続ければ運用資産が投資元本の2倍になるのか」が分かる計算式。1年間の運用利回り(%)×運用期間(年)=126 で求めることができる。
出典:126ルール:積立投資の複利効果を概算する簡単な計算ルール
つまり、「126÷1年間の運用利回り(%)」で必要な運用期間を求めることができます。では、1年間の運用利回りが3%、4%、5%だった場合の必要な投資期間を算出してみます。
運用利回り(%) | 運用期間(年) |
---|---|
3% | 42年 |
4% | 31.5年 |
5% | 25.2年 |
運用利回りが5%だった場合でも、25年かかります。
なので、【投資をいつから始めるか】という疑問に対する答えは【早ければ早いほど良い】です。
余裕資金で投資する
ここでひとつ大事なのは、生活資金まで投資資金にするのではなくあくまで余裕資金で投資するということ。
余裕資金の定義は人それぞれですが、管理人は毎月の収入の20〜25%を余裕資金として投資にまわしています。
ちなみにただ単に【毎月の収入の20〜25%】としたわけではなく、将来どれくらいのお金がほしいか・そのためには毎月どれくらい投資すれば良いのか・足りない分を補うために年収をあげる/支出を見直すといったことを実践した結果です。
まとめ
- 投資を始めるタイミングは早ければ早いほど良い
- 余裕資金で投資し生活資金には出を出さない
- 余裕資金を増やしたい場合は年収をあげるか支出を見直す