投資は始めてみたいけど、失敗するのがいやだったり色々と悩んだまま一歩が踏み出せない。そんな人も多いと思います。
私も前はそうでした
本記事は、資産形成したいけど悩みすぎて色々と手を出してしまった過去の私に向けた『投資初心者が投資する前に知りたい5つのポイント』、第1回目です。
『投資初心者(過去の私)が投資する前に知りたかった5つのポイント』
- なぜ投資は必要なのか
- どんな投資がある?
- 投資に知識は必要か
- 株式投資は儲かるのか
- 投資をいつから始めるか
番外編1:証券口座の選び方
番外編2:人口動態と投資先の選定
本記事では、
- 投資の必要性を感じない(まだ早い/現金の方が安心)
- 必要なのはわかっているけど投資に踏み出せない
という方に向けて、日本が抱える人口問題や社会保障などの側面もふまえ、なぜ投資が必要かについて解説していきます。
なぜ投資は必要なのか
端的に説明すると、【労働人口が減ることで社会保険料などの税金が上がり、老後が大変になる】ので、将来に対するお金の備えとして投資することが必要です。
日本の人口はどんどん減っている
2004年をピークに、日本の人口はどんどん減少しています。
2050年には総人口が1億人を切り、高齢化率は40%、実に5人に2人が高齢者です。もう少し見てみましょう。
下の図の一番右側2050年の箇所を見ると、生産年齢人口(働き手)はピーク時に比べ3500万人少なくなるのに対し、高齢者はピーク時に比べて1200万人も増加します。
将来はもっと社会保険料がとられ、インフレも加速
これが何を意味するかというと、2050年には今よりもさらに現役世代の負担がのしかかっており、社会保険料が増えます。つまり手取りが減ります。
さらに、現在は医療費の窓口負担割合は年齢や所得によって異なり
- 6歳までは2割負担
- 69歳までは3割負担
- 70歳から74歳までは原則2割負担
- 75歳以上は原則1割負担
ですが、社会保険料を納めている現役世代の人口が減るので、高齢者の医療費の自己負担割合は今よりも高くなる可能性が高いです。
20年後の話だから関係ないと思ったら、どの世代も今より負担が増えるってことだよね。。
そう、手取りはますます少なくなり、医療費の負担も増える
さらに言うと、物価も上昇しインフレが加速します。
なので、普段の買い物(食料品や生活必需品)が家計をどんどん圧迫し生活は苦しくなる、そんな未来が待ち受けているのです。
老後2000万円問題
2019年に金融審議会が出した報告書が発端となった『老後2000万円問題』の2000万円は、老後の人生を【多くの人が仕事をリタイアする65歳+余生30年=95歳】と仮定して、この30年の間に必要な金額を試算したもの。
この試算は年金も織り込み済みなので「年金に頼ればいい」と思うのは的外れで、年金収入では賄いきれない老後の生活を補うための2000万円、というわけです。
投資は自分の将来を守る手段
投資をする理由、しなければいけない理由を説明しました。
まとめ
- 投資は必要(投資しないと将来お金に困る)
次回は『投資初心者(過去の私)が投資する前に知りたかった5つのポイント』第2回目、『どんな投資がある?』です。