
ネイティブのリスニング、速すぎて聞きとれない…



聞き取れない原因、じつは速さではないよ!
リスニングができない理由、ネイティブの話すスピードが速すぎるからだと思っていませんか?
じつは、日本人がネイティブのリスニングが聞き取れないと思う根本的な原因は、話すスピードではありません。
音の変化ルールによって単語の発音が変化しているから聞き取れないのです。
- 聞き取れない原因は話すスピードではない
- 音の変化がおきているから聞き取れない
この記事では、リスニング力の向上に不可欠な【音の変化基本の5パターン(連結・消失・ラ行化・弱形・同化)】についてお伝えします。
5パターンの中にいくつも枝分かれしているので、習得までには2ヶ月ほど時間がかかるでしょう。
しかしこの5パターンを修得すればリスニング力は飛躍的に向上します。
毎日継続して学習しましょう。


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英語の音の変化とは
さきほども述べたように、ネイティブスピーカーが英語を話すときに、英語の音はルールによって「変化」しています。
つまり、必ずしも英単語だけでの発音と文章中の英単語の発音は一致しないということです。
このようにルールに従って音が変わることを『音の変化』といい、音の変化には基本的なパターンが5つあります。
音の変化 | ルール | 例 |
---|---|---|
連結 (リンキング) | 2つの音が重なる | hold in ホールドイン →ホールディン |
消失/脱落 (リダクション) | 音が省略される 発音されない | stop calling スタップ コーリング →スタッ コーリン |
ラ行化 (フラッピング) | 「t」の音がラ行音 もしくはダ行音になる | water ウォーター →ウォーラー |
弱形 (ウィークニング) | 機能語が 弱く発音される | I was born in Japan. [was][in]が弱く発音される |
同化 (アシミレーション) | 2つの音が繋がり 新たな音に変化する | meet you ミート ユー →ミーチュ |
これらのパターンを覚えて発音できるようになるだけでリスニング力やスピーキング力が著しく向上します。
音の変化を習得するメリット
音の変化を習得することで得られるメリットは、大きく以下の2つです。
- ネイティブスピーカーのリスニングが聞き取りやすくなる
- 日本語訛りの少ない自然な発音で話せるようになる
それぞれ詳しくみていきましょう。
ネイティブスピーカーのリスニングが聞き取りやすくなる
音の変化を習得することで、ネイティブスピーカーの聞き取りをスムーズにします。
リスニングが聞き取れないときにやってしまいがちなのが



スピードが速くなると聞き取れない。もっとリスニング教材の音声スピードを上げよう!
という考え方。
もちろん難易度を上げてスピードに慣れることも重要です。
しかし日本人がネイティブ発音を聞き取れない原因のほとんどは、音声スピードではなく音の変化を知らないから。
アメリカ英語は会話中に音の変化がいっぱいあるので、全くちがう言語に聞こえることさえありえます。


図のように単語やワンフレーズだけだとまだ余裕がありますが、文章のなかでいくつも音の変化がおきていると難易度が一気にあがります。
音がつながっており何を言っているのかわからない、この状態を解消するのが音の変化の修得です。
日本語訛りの少ない自然な発音で話せるようになる
日本人の発音が良くない原因は、先天的なものと後天的なものがあります。
- 先天的:日本語と英語の言語間距離が遠い
- 後天的:音の変化を知らない/習得してない
先天的な原因は、英語と日本語の言語間の距離が遠いことです。


後天的な原因は、音の変化を習得していないこと。
言語間の距離が遠いからこそ、どのように音が変化していくかという英語特有のルールを英語学習の中で学ぶ必要があるのです。
しかし多くの日本人は学校教育で音の変化を習わないこともあり、そもそも音の変化というルールがあることすら知りません。
音の変化を習得することはだれでも可能で、特別な条件は必要ありません。
今からでも遅くないのでしっかりと学習していきましょう。
音の変化 基本の5パターンを知る
音の変化は細かいものを含めると非常に多くあります。
ここではまず基本となる5パターンを知り、習得しましょう。
音の変化 | ルール | 例 |
---|---|---|
連結 (リンキング) | 2つの音が重なる | hold in ホールドイン →ホールディン |
消失/脱落 (リダクション) | 音が省略される 発音されない | stop calling スタップ コーリング →スタッ コーリン |
ラ行化 (フラッピング) | 「t」の音がラ行音 もしくはダ行音になる | water ウォーター →ウォーラー |
弱形 (ウィークニング) | 機能語が 弱く発音される | I was born in Japan. [was][in]が弱く発音される |
同化 (アシミレーション) | 2つの音が繋がり 新たな音に変化する | meet you ミート ユー →ミーチュ |
連結や弱形は聞いたことがある方も少なくないと思います。
知っているよという方も、もう一度パターンの詳細と例文をじっくり読んで理解を深めましょう。
連結(リンキング)
連結とはリエゾン/リンキングとも呼ばれる、音と音がつながることを意味します。
二つの単語がならんでいる場合、1語目の最後の音と2語目の最初の音がつながって発音されることが一般的です。
連結がおきるケースはさらに4つに分類されます。
- 「子音」+「母音」で連結
- 「母音」+「母音」で連結
- 「子音」+「子音」で連結
- [T+Y],[D+Y],[Z+Y]で連結
それぞれ詳しくみていきましょう。
なお、音の変化が起きたあとの発音はすべて分かりやすいようにカタカナで表記しています。
「子音」+「母音」で連結
1語目の最後の音が子音で、つぎに続く語の最初の音が母音のとき、つなぎ目が連結して「一つの音」として発音されます。
・hold in
ホールド イン→ホールディン
・take on
テイク オン→テイクォン
・back up
バック アップ→バッカップ
「母音」+「母音」で連結
1語目の最後の音が母音で、つぎに続く語の最初の音も母音のとき、つなぎ目の部分に 「w」 や 「y」 といった音が入ることがあります。
・who I
フゥ アイ→フゥワイ
・go around
ゴゥ アラウンド→ゴゥワラウンド
・he is
ヒィ イズ→ヒィ-ズ
「子音」+「子音」で連結
1語目の最後の音が子音で、つぎに続く語の最初の音も子音のとき、つなぎ目が連結して「一つの音」として発音されます。
・thank you
サンク ユー→サンキュー
・help you
ヘルプ ユー→ヘルピュー
[T+Y],[D+Y],[Z+Y]で連結
1語目の最後の音が 「T」「D」「S」「Z」いずれかの子音で、つぎに続く語の最初の音が「Y」のとき、以下のように音が変化します。
[T+Y]=CHの発音になる
・I want you to go there.
ウォント トゥ→ウォンチュ
・I’ll get you back.
ゲット ユゥ→ゲッチュゥ
[D+Y]=Jの発音になる
・Did you get it?
ディドゥ ユゥ→ディジュゥ
・We invited you to the party.
インバイティッド ユゥ→インバイティッジュゥ
[Z+Y]=ZHの発音になる(Hは発音されない)
・as you know
アズ ユゥ→アッジュゥ
・Where’s your family?
ウェアズ ユァ→ウェアジュァ
消失/脱落(リダクション)
消失/脱落とはリダクションとも呼ばれる、スペルでは存在しているけど音が発音されなくなることを意味します。
呼び名が複数あるので、ここからは全て「消失」で統一して説明します。
以下の5つのケースに分類されます。
- 「破裂音」+「破裂音」で一つ目の破裂音が消失
- 「破裂音」+「摩擦音」で破裂音が消失
- 「破裂音」+「子音」で破裂音が消失
- 文末の破裂音が消失
- 「子音」+「h」でhが消失
なお、「破裂音」と「摩擦音」はそれぞれ以下の音を指します。
・破裂音:[p][t][k][b][d][g]
・摩擦音:[f][v][th][sh][z]など、唇/歯/舌などで作った隙間から空気を擦りだして発音する音。日本語には存在しないものが多い。
「破裂音」+「破裂音」で一つ目の破裂音が消失
・stop calling
スタップ コーリング→スタッ コーリン
(callingのcは発音記号がk、かつ文末で破裂音gがあるためcallingのgも消失となる)
・wet tissue
ウェット ティシュゥ→ウェッ ティシュゥ
・milk tea
ミルク ティ→ミルッ ティ
・rob goods
ロブ グッズ→ロッ グッズ
・good day
グッド ディ→グッ ディ
・strong team
ストロング ティーム→ストロン ティーム
「破裂音」+「摩擦音」で破裂音が消失
・stop from
スタップ フロム→スタッ フロム
・wet shoes
ウェット シューズ→ウェッ シューズ
・black vest
ブラック ヴェスト→ブラッ ヴェス
(文末で破裂音tがあるためvestのtも消失となる)
・job shadowing
ジョブ シャドゥイング→ジョッ シャドゥイン
(文末で破裂音gがあるためshadowingのgも消失となる)
・good shape
グッド シェイプ→グッ シェイプ
・strong shot
ストロング ショット→ストロン ショッ
(文末で破裂音tがあるためshotのtも消失となる)
「破裂音」+「子音」で破裂音が消失
・stop listening
スタップ リスニング→スタッ リスニン
(文末で破裂音gがあるためlisteningのgも消失となる)
・job market
ジョブ マーケット→ジョッ マーケッ
(文末で破裂音tがあるためmarketのtも消失となる)
・good news
グッド ニュース→グッ ニュース
文末の破裂音が消失
・I’ll do it
アィル ドゥ イット→アィル ドゥ イッ
・I’m coming
アイム カミング→アイム カミン
・good investment
グッド インヴェストメント→グッ インヴェスメン
「破裂音」+「子音」で破裂音が消失のためgoodのdも消失
「子音」+「h」でhが消失
・would have
ウドゥ ハヴ→ウダヴ
・defeat him
ディフィート ヒム→ディフィーティム
ラ行化(フラッピング)
ラ行化(フラッピング)とは、破裂音の「t」の音がダ行もしくはラ行に変化することを指します。
ここでのラ行とは、日本語のらりるれろのラ行で音としては「l」であり「r」ではありません。
大きく次の2つのケースに分類されます。
- 「t」が母音に挟まれている
- 「t」+「l」
「t」が母音に挟まれている
・water
ウォーター→ウォーラー
・better
ベター→ベラー
・letter
レター→レラー
・motivation
モチヴェイション→モディヴェイション
「t」+「l」
・battle
バトル→バロゥ
・little
リトル→リロゥ
弱形(ウィークニング)
弱形(ウィークニング)とは、音が弱く発音されてちがう音に変化することです。
文章の中で強調しなくてもいい単語や、機能語とよばれる文中にある強調したい単語を補完するための単語で弱形がみられます。
弱形になりやすい | 強形になりやすい |
---|---|
人称代名詞、be動詞、助動詞、冠詞、接続詞、前置詞、関係代名詞 | 指示代名詞、動詞、形容詞、名詞、副詞、疑問詞、所有代名詞、再帰代名詞 |
もちろん例外もありますが、原則として上記のようになっていることを理解しておきましょう。
同化(アシミレーション)
同化は、2つの音が続くときに、元の音とは異なる音になる音声変化です。
具体的には、“t”“d”“s”“z”の音の後に“y”が続く場合、それぞれ「チュ」「ヂュ」「シュ」「ジュ」といった音に変化します。
「t」+「y」
・meet you
ミート ユー→ミーチュ
「d」+「y」
・need you
ニード ユー→ニーヂュ
「s」+「y」
・impress you
インプレス ユー→インプレシュゥ
音の変化を習得する効果的なやり方
さて、ここまで音の変化のパターンについてお話ししました。
基本の5パターンでさえ、細分化していくと非常に多いですよね。
知識としては頭になんとなく入ったと思うので、あとは実践あるのみ。
インプットをしたらアウトプットをする。
そうしないと、いつまで経っても使える英語は身につきません。
ここからは、音の変化を修得するためのおすすめ参考書を紹介します。
紙の参考書を買って習得する
紙の参考書は以下の2つがおすすめ。
- 初級〜中級者 TOEIC公式問題集
- 中級者以上 ロングマン英英辞典
初級〜中級者 TOEIC公式問題集
中級者以上 ロングマン英英辞典
アプリで習得する
アプリで学習したいなら、『Listening Hacker』一択です。
英語コーチングスクールのENGLISH COMPANYが開発したアプリで、無料ながらも音の変化が網羅的に学べる優れもの。


ただし問題数がそこまで多くないため、レビューの中には『答えを覚えてしまう』という声も。
このアプリだけで音の変化の習得を目指すというよりかは、最初の掴みとして利用することをおすすめします。
上のアプリで基本のルールを一通り学習した前提ですが



もっと音の変化を学びたい!
という方は、『Listening Hacker Pro』をやりましょう。
610円と有料ですが、フレーズが200問以上も収録されており非常に効果の高いアプリです。


アプリのダウンロードは以下からどうぞ。
より実践的な学習をしてリスニング力を効果的に上げたい場合は、シャドテンもお試しでやってみてください。
英語のプロがあなたの音声を音の変化ルールに沿って添削し正しい音を教えてくれるので、非常に効果の高い学習になります。
WEB教材で習得する
WEB教材で学習したい方には、以下の3つがおすすめです。
- 初級者〜上級者 VOA(Voice of America)
- 中級〜上級者 TED TALK
- 中級〜上級者 モゴモゴバスター
それぞれ解説していきます。
初級者〜上級者 VOA(Voice of America)
VOA(ボイス・オブ・アメリカ)とは、アメリカ合衆国政府が運営する国営放送のこと。
VOAはネイティブ向けのニュース番組/記事のほかに、英語を母語としない英語学習者向けの英語放送『LEARNING ENGLISH*』があります。
*以前は『Special English』と呼ばれる英語学習者向けのニュース番組がPodCastやYouTubeで視聴できましたが、現在削除されています。
『LEARNING ENGLISH』はレベルが以下のように分かれているため、学習していく中で徐々にレベルを上げていくと学習の効果が高まります。
また、スクリプト(音声を書き起こした文章)が全てについているため、聞き取れない単語や文章がすぐに確認でき学習がしやすくなっています。
レベル | 内訳 | 概要 |
---|---|---|
Beginning (初級) | Level1(52話) Level2(30話) | Annaの ストーリー |
Intermediate (中級) | Health&Lifestyle Science&Tech etc.. | テーマ別の 1話完結型 トピック集 |
Advanced (上級) | American Stories U.S. History etc.. | テーマ別の 1話完結型 トピック集 |
Beginning(画像クリックでサイトへ)
このレベルは1話5分のストーリーが全82話あります。主人公Annaが日常のシーンからオフィスでのやり取りなどを平易な英単語と文法で会話をしています。5分間の中では音声を聞いてリピートする場面が盛り込まれていたりなど英語学習初級者のことを第一に考えられた構成になっています。
Intermediate(画像クリックでサイトへ)
このレベルは1話が3〜5分程度で、1話完結型のストーリーが100以上もあります。
ニュース番組のように1話のストーリーはノンストップで再生されるので、自分のレベルやトレーニング内容に応じて適宜音声を止めて学習すると良いです。
Advanced(画像クリックでサイトへ)
このレベルもIntermediateと同じように、1話完結型のストーリーが100以上、ニュース番組のように1話のストーリーはノンストップで再生されます。1話は5〜15分程度と少し長めです。
中級〜上級者 TED TALKS


TED TALKSとは、「広める価値のあるアイデア」をスローガンにテーマに沿った有識者のスピーチを無料で配信しているアメリカのメディアです。
1990年から毎年開催されており、現在までのスピーチ数は1000を超えています。
TED TALKSで音声知覚プロセスを鍛えるトレーニングをする場合には、いくつかの条件があります。
- ネイティブスピーカーのスピーチを選ぶ
TED TALKSの中には母語が英語ではない人のスピーチも含まれています。
ネイティブスピーカーの聞き取りに欠かせない英語の音の変化を修得するためには、彼らの英語でトレーニングをすることが最も効果的です。
したがって、できるだけネイティスピーカーのスピーチを選びましょう。
- WPMが150以下のスピーチを選ぶ
WPMとはWords Per Minuteの略で、1分間にどれくらいの単語数を読めるかを示すものです。
これはリスニングにも応用が可能で、リスニング/リーディング問わずWPM150以上あることがビジネスシーンで支障なく業務をこなせるレベルであり、TOEICL&Rテストのリーディングパートを時間内に最後まで解ききれると言われています。
逆を言えばWPM150以上を目指す必要はないので、TED TALKSでスピーチを選ぶ際にはWPM150が一つの目安になります。
- 専門性がそこまで高くないスピーチを選ぶ
TED TALKSには専門性の高いスピーチ、例えばブロックチェーンをテーマにするスピーチがありますが、そのようなスピーチでは使われている単語は専門的で難しい場合があります。
あくまで音声知覚プロセスを鍛えるトレーニングの教材としてTED TALKを使うため、専門性の高いスピーチは極力避けましょう。


中級〜上級者 モゴモゴバスター
モゴモゴバスターは、在米26年で元大手英会話スクールの教務主任である松尾光治氏が開発した音の変化専用の教材です。
価格 | 米ドル59ドル(クレジットカード・デビットカード、PayPal)、 または6300円(銀行振込。為替変動によって調整) |
内容 | 全42レッスン(うち準備レッスンが1レッスン) |
学習形態 | インターネットでアクセス。全レッスンのMP3ファイルと PDFテキスト(39ページ、英文の部分のみ)のダウンロードが可能 |
学習ペース | 1日~2日で1レッスンが目安。1レッスン所要時間は平均30分~50分程度 |
音声ファイル数 | 約300のサンプルセンテンス、 及び約600の聴きとり訓練用センテンス+ミニ・ダイアローグ |
有効期限 | なし |
サポート | メールでの質問に対して開発者の松尾氏が直接解答。 質問は1人12回まで、期限はログイン情報発行日より365日間。 会員専用ニュースレター「モゴモゴ通信」を11回、週一のペースで配信 教材から最大の益を得るためのコツやアイデア、 インターネットで無料入手できる素材の活用のしかた、他会員からの質問なども掲載 |
返金保証 | ログイン発行日より90日の返金保証つき。どうしても時間がとれなかった、 あるいは教材が自分に合わなかったと場合を想定。キャンセル・返金は理由を問わずに受け付け |
※上記内容は、モゴモゴバスター公式サイトからの抜粋です
無料サンプルレッスンもあるので、購入前に試しで練習することができます。
まずは無料サンプルレッスンで練習を行い、その後購入を検討すると良いと思います。
ルールに縛られすぎないように注意する
ここまで、音の変化について細かく解説してきました。
ひとつだけお話ししておきたいのが、あまりルールに縛られすぎないということ。
日本語にもルールから逸脱したイレギュラーな言い回しがあるように、英語の音の変化にもルールに当てはまらない例が一定数存在しています。
この記事で私が解説した音の変化ルールはあくまで【原則、基本】の5パターンなので、しっかりと修得しつつも例外に対処できるようあらゆる音声で学習しておくことを強くおすすめします。